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2015.01/03 [Sat]
あけましておめでとうごさいます
2015年あけましておめでとうごさいます。
長い間放置しており、誠に申し訳ございません。
また暫く放置してしまいますが、何か投稿できたらと思います。
その前にちょっと整理も必要な気がしますが…
長い間放置しており、誠に申し訳ございません。
また暫く放置してしまいますが、何か投稿できたらと思います。
その前にちょっと整理も必要な気がしますが…
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2011.12/27 [Tue]
life #18
2人だけという気安さか他愛のない話をしながらも、缶ビールとチューハイの缶がテーブルの上だけではなく床の上にも転がっている。その数はすでに2ケタはゆうに超えていた。
「なっちゃんさ、なんかペース早いけど、さっぱりさっきの人のせい?」
奈津が空けたチューハイのすでに片手は超えている。初めて一緒に飲んでから、セーブした飲み方をしてきた奈津にしては珍しい事だった。しかし、それがさっきの店で見た人間と関係があると時哉は思いたくなかった。それでもついそれが言葉になったのは酒のせいか、未だ引き摺っているように見える奈津に対する苛立ちからだろうか。
「え…」
すでに冷えてしまったつまみを一つ口に運び、時哉の言葉に固まる奈津にちらりと視線を向けた。
「忘れらんないのも分かるけど、そろそろ他にも目を向けて見たら? なっちゃん可愛いし、すぐいい人できるっしょ」
茶化すように言いながらも、奈津の様子をつい伺ってしまう。
「それって…、そんなに俺、うっとおしいですか」
「へっ、何それ」
「だってそれって、俺いつまでも先輩引き摺ってウジウジしてるし、面倒くさいってことでしょ」
思ってもないネガティブな発言に、時哉の手からビールが落ちそうになる。そんな時哉に気が付かないまま、奈津はさらに言葉を続ける。
「何の義理もないのに佐々木さん、いつもご飯とか誘ってくれて、俺、1人でいるの嫌だからずっと甘えてて。重たいっていうか、面倒くさいの分ってるけど」
「いやいやいや、何それ。そんな事俺、思ってないけど」
「けど、そうやって言うって事は俺と会うのヤダって思ってるんでしょ」
「あーもう、この酔っぱらい。あのねぇなっちゃん、俺が言いたいのは…」
手にしていた缶をテーブルの上に置くと、時哉はぐしゃぐしゃと自分の髪を掻いた。そして奈津の前に移動すると、目線を合わせるように座った。
「なーつー? はい、俺見て」
カラフルなチューハイの缶を握りしめ、ソファの上で膝を抱えて俯く奈津を時哉が下からのぞき込む。
「やだ」
「だーめ、ちゃんとこっち見て」
どうやっても顔を見ようとしない奈津に、その手から缶を取り上げた。そうして少しだけ顔を上げた奈津の膝に時哉が手をのせた。
「いい? ちゃんと聞けよ。なっちゃんが…、奈津さえ良ければ俺と付き合わない?」
言い聞かすようにゆっくりと紡いだ言葉に、奈津が時哉を見つめた。
お久しぶりです。高谷です。
みなさまお元気でしたでしょうか。
クリスマスも過ぎ去り、世間はもうすっかり年末ですね。
短い文章を月一更新という情けない状態ですが、何とか生きております。
さて、2011年も終わるということで切りもいいのでブログ村のランキングを抜けようかと思っています。
更新すらままならない状態でランキングに登録っていうのも、と思っていたので…
村を抜けるわけではないので、新着には上ると思います。見つけた際にはお越しいただければ幸いです。
それではみなさま、良いお年をお迎えくださいませ~ww
「なっちゃんさ、なんかペース早いけど、さっぱりさっきの人のせい?」
奈津が空けたチューハイのすでに片手は超えている。初めて一緒に飲んでから、セーブした飲み方をしてきた奈津にしては珍しい事だった。しかし、それがさっきの店で見た人間と関係があると時哉は思いたくなかった。それでもついそれが言葉になったのは酒のせいか、未だ引き摺っているように見える奈津に対する苛立ちからだろうか。
「え…」
すでに冷えてしまったつまみを一つ口に運び、時哉の言葉に固まる奈津にちらりと視線を向けた。
「忘れらんないのも分かるけど、そろそろ他にも目を向けて見たら? なっちゃん可愛いし、すぐいい人できるっしょ」
茶化すように言いながらも、奈津の様子をつい伺ってしまう。
「それって…、そんなに俺、うっとおしいですか」
「へっ、何それ」
「だってそれって、俺いつまでも先輩引き摺ってウジウジしてるし、面倒くさいってことでしょ」
思ってもないネガティブな発言に、時哉の手からビールが落ちそうになる。そんな時哉に気が付かないまま、奈津はさらに言葉を続ける。
「何の義理もないのに佐々木さん、いつもご飯とか誘ってくれて、俺、1人でいるの嫌だからずっと甘えてて。重たいっていうか、面倒くさいの分ってるけど」
「いやいやいや、何それ。そんな事俺、思ってないけど」
「けど、そうやって言うって事は俺と会うのヤダって思ってるんでしょ」
「あーもう、この酔っぱらい。あのねぇなっちゃん、俺が言いたいのは…」
手にしていた缶をテーブルの上に置くと、時哉はぐしゃぐしゃと自分の髪を掻いた。そして奈津の前に移動すると、目線を合わせるように座った。
「なーつー? はい、俺見て」
カラフルなチューハイの缶を握りしめ、ソファの上で膝を抱えて俯く奈津を時哉が下からのぞき込む。
「やだ」
「だーめ、ちゃんとこっち見て」
どうやっても顔を見ようとしない奈津に、その手から缶を取り上げた。そうして少しだけ顔を上げた奈津の膝に時哉が手をのせた。
「いい? ちゃんと聞けよ。なっちゃんが…、奈津さえ良ければ俺と付き合わない?」
言い聞かすようにゆっくりと紡いだ言葉に、奈津が時哉を見つめた。
お久しぶりです。高谷です。
みなさまお元気でしたでしょうか。
クリスマスも過ぎ去り、世間はもうすっかり年末ですね。
短い文章を月一更新という情けない状態ですが、何とか生きております。
さて、2011年も終わるということで切りもいいのでブログ村のランキングを抜けようかと思っています。
更新すらままならない状態でランキングに登録っていうのも、と思っていたので…
村を抜けるわけではないので、新着には上ると思います。見つけた際にはお越しいただければ幸いです。
それではみなさま、良いお年をお迎えくださいませ~ww
2011.12/09 [Fri]
Happy Halloween ③
「疲れた―…」
「なんかすっごい酷い目にあった気がする」
手土産にと持たされた総菜とハロウィン特製パンプキンケーキをテーブルの上に置くと、ぐったりと座り込んだ。そんな聡の前に缶ビールが差し出される。それを受け取ると、のろのろとプルタブを引き上げ冷え過ぎた感のあるビールをぐっと呷った。
「酷い目…。確かにそうかもな」
「そういえばバイト料いくら入ってた?」
さすがにあの衣装じゃ帰る訳にもいかず着替えてはいても、メイクまでは落とし切れていない。いつもより2割増しくらいになっている大きい目が誘うようにテーブルの反対側から聡を見上げてくる。
「お前、分かっててそんな顔してる?」
「へへ、分かる」
手を伸ばしてその頬を軽く摘まむ。解放されてほっとしたのか、克紀がその手に頬を摺り寄せてきた。
「悪い人達じゃないんだけどねー。あのノリはちょっと困る」
目を伏せそう言う克紀がこつんとテーブルに頭を乗せた。口には出さなくても、あの場に聡を引っ張り出したことを悪いと思っているのが伝わってくる。正直な話、聡自身そんなに気にしてはいないのだが。
頬に寄せていた手をそっと引くと、克紀が聡に視線を向けた。何も言わず克紀の後ろに回ると、抱え込むように膝の中へと引き寄せた。
「今日はお前、頑張ってたよ」
凭れかかってくる克紀の肩に頭を乗せ、耳元で囁いた。後ろから回された聡の腕に手を添え、克紀が小さく頷いた。その無防備な首筋に僅かにかかるように息を吐き、撫でるように動く手に指を絡ませた。身体の奥に小さく潜む熾火を灯すように指を摩れば、その手をきゅっと握り返される。空いた方の手で腕の中の身体を弄れば、克紀の身体が少しだけ強張った。
「ばか」
聡の手の意味する事に少しだけ熱を孕んだ声が漏れる。その声に聡の指が服越しに尖り始めた乳首をきゅっと摘めば、克紀が小さく息を飲んだ。
「ヤろっか?」
弱点である耳の後ろにわざと息を掛けるように囁けば、ビクンと身体が跳ねる。グリグリと身体を押しつけながら首を捻り、まだメイクの残った大きな潤んだ目が聡を睨んだ。
「折角ちーちゃんがくれたの冷めちゃう」
そんな嫌がるような言葉と裏腹に、身体の向きをかえ聡の首に腕を回し抱きついてきた。甘えるように身体を摺り寄せ、聡の肩に頭を埋めた。そんな様子が可愛くて、その頭を撫でようとした瞬間、克紀ががばっと顔を上げた。
「克紀?」
「…聡、香水臭い」
わずかに残った残り香に顔を顰め、それこそ身体を離し逃げようとするのをぐっと抱きよせる。そんな聡の胸に手を置き、引き寄せられまいと抵抗した。
「移ったんだろ。お前こそ匂い残ってるぞ」
「俺はしょうがないの。あの格好させられた時、勝手につけるんだもん」
「そういや今日は女ばっかだったけど、男がいる前であんな格好は断れよな」
ふと思い出した克紀の仮装に、つい本音が漏れてしまった。
「え、何で? え、あ…、まさか嫉妬?」
一瞬キョトンとしたあとでニヤッと笑いながら克紀が聞いてきた。
言うつもりのなかった胸の内がついポロリと零れてしまった。だけどそんなふうに思っていたなんて悟られるのも何か格好悪い。
「あーもううるさい」
「うわ、ちょ、さとしっ」
腰に回していた手で着ていた服を上まで捲り上げてやる。エアコンも効いてきたしそんなに寒くはないだろう。じたばたともがくその腕を服ごと頭の腕で縫いとめ、むき出しになったその胸をべろっと舐めてやった。
「わっ…、あ、やっ」
薄く色づきまだ柔らかい乳嘴に歯を立てれば、膝の上で克紀の背が撓む。数えきれないくらい重ねた身体はどうすればいいのか分かっている。
憎まれ口はいつでも聞けるから。まずはその口を塞いで、今日の報酬を貰おうか。
ちなみに克紀のいないところで聡が千歳と交渉したバイト料は、明後日までの克紀の休みだった。
いまさらハロウィン? とも思いますが、ちゃんと上げないと思い、恥ずかしながらのうpです。
ホントはここまでは書きあがっていたんですよ。後はエロを入れるか入れないか。
で、書けませんでしたorz
お布団シーン、書きたかったんです。そこまで書いてこそと思ってたんですよ。けれどどうも完璧に腐神様に見放されているようで、エロのエの字も浮かばないんです。
萌も少なく、枯れちゃったんじゃ…と不安になるくらい。
あ、書けそう、と思ってもPCの前に来るとカタカタできない自分がいて、余計にPCに向かえなくなって…
悪循環です。
でも書くことを止めたくなくて足掻いてます。
更新できなくてもブログの閉鎖はしたくないです。
我儘ですね。
「なんかすっごい酷い目にあった気がする」
手土産にと持たされた総菜とハロウィン特製パンプキンケーキをテーブルの上に置くと、ぐったりと座り込んだ。そんな聡の前に缶ビールが差し出される。それを受け取ると、のろのろとプルタブを引き上げ冷え過ぎた感のあるビールをぐっと呷った。
「酷い目…。確かにそうかもな」
「そういえばバイト料いくら入ってた?」
さすがにあの衣装じゃ帰る訳にもいかず着替えてはいても、メイクまでは落とし切れていない。いつもより2割増しくらいになっている大きい目が誘うようにテーブルの反対側から聡を見上げてくる。
「お前、分かっててそんな顔してる?」
「へへ、分かる」
手を伸ばしてその頬を軽く摘まむ。解放されてほっとしたのか、克紀がその手に頬を摺り寄せてきた。
「悪い人達じゃないんだけどねー。あのノリはちょっと困る」
目を伏せそう言う克紀がこつんとテーブルに頭を乗せた。口には出さなくても、あの場に聡を引っ張り出したことを悪いと思っているのが伝わってくる。正直な話、聡自身そんなに気にしてはいないのだが。
頬に寄せていた手をそっと引くと、克紀が聡に視線を向けた。何も言わず克紀の後ろに回ると、抱え込むように膝の中へと引き寄せた。
「今日はお前、頑張ってたよ」
凭れかかってくる克紀の肩に頭を乗せ、耳元で囁いた。後ろから回された聡の腕に手を添え、克紀が小さく頷いた。その無防備な首筋に僅かにかかるように息を吐き、撫でるように動く手に指を絡ませた。身体の奥に小さく潜む熾火を灯すように指を摩れば、その手をきゅっと握り返される。空いた方の手で腕の中の身体を弄れば、克紀の身体が少しだけ強張った。
「ばか」
聡の手の意味する事に少しだけ熱を孕んだ声が漏れる。その声に聡の指が服越しに尖り始めた乳首をきゅっと摘めば、克紀が小さく息を飲んだ。
「ヤろっか?」
弱点である耳の後ろにわざと息を掛けるように囁けば、ビクンと身体が跳ねる。グリグリと身体を押しつけながら首を捻り、まだメイクの残った大きな潤んだ目が聡を睨んだ。
「折角ちーちゃんがくれたの冷めちゃう」
そんな嫌がるような言葉と裏腹に、身体の向きをかえ聡の首に腕を回し抱きついてきた。甘えるように身体を摺り寄せ、聡の肩に頭を埋めた。そんな様子が可愛くて、その頭を撫でようとした瞬間、克紀ががばっと顔を上げた。
「克紀?」
「…聡、香水臭い」
わずかに残った残り香に顔を顰め、それこそ身体を離し逃げようとするのをぐっと抱きよせる。そんな聡の胸に手を置き、引き寄せられまいと抵抗した。
「移ったんだろ。お前こそ匂い残ってるぞ」
「俺はしょうがないの。あの格好させられた時、勝手につけるんだもん」
「そういや今日は女ばっかだったけど、男がいる前であんな格好は断れよな」
ふと思い出した克紀の仮装に、つい本音が漏れてしまった。
「え、何で? え、あ…、まさか嫉妬?」
一瞬キョトンとしたあとでニヤッと笑いながら克紀が聞いてきた。
言うつもりのなかった胸の内がついポロリと零れてしまった。だけどそんなふうに思っていたなんて悟られるのも何か格好悪い。
「あーもううるさい」
「うわ、ちょ、さとしっ」
腰に回していた手で着ていた服を上まで捲り上げてやる。エアコンも効いてきたしそんなに寒くはないだろう。じたばたともがくその腕を服ごと頭の腕で縫いとめ、むき出しになったその胸をべろっと舐めてやった。
「わっ…、あ、やっ」
薄く色づきまだ柔らかい乳嘴に歯を立てれば、膝の上で克紀の背が撓む。数えきれないくらい重ねた身体はどうすればいいのか分かっている。
憎まれ口はいつでも聞けるから。まずはその口を塞いで、今日の報酬を貰おうか。
ちなみに克紀のいないところで聡が千歳と交渉したバイト料は、明後日までの克紀の休みだった。
いまさらハロウィン? とも思いますが、ちゃんと上げないと思い、恥ずかしながらのうpです。
ホントはここまでは書きあがっていたんですよ。後はエロを入れるか入れないか。
で、書けませんでしたorz
お布団シーン、書きたかったんです。そこまで書いてこそと思ってたんですよ。けれどどうも完璧に腐神様に見放されているようで、エロのエの字も浮かばないんです。
萌も少なく、枯れちゃったんじゃ…と不安になるくらい。
あ、書けそう、と思ってもPCの前に来るとカタカタできない自分がいて、余計にPCに向かえなくなって…
悪循環です。
でも書くことを止めたくなくて足掻いてます。
更新できなくてもブログの閉鎖はしたくないです。
我儘ですね。
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