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2009.01/12 [Mon]
a ray of ligth #26
車の中の暖房がききすぎていたのか、降りた途端、外の寒さに裕誠の身体が震えた。こんな日は嫌でも蘇る、苦く苦しい思い出。それを振り切るかのように裕誠は階段を上った。
「あ・・・」
小さな声と共に視界に入ったのは見慣れた、懐かしい姿だった。何故か胸の奥がツキンと痛んだ。
「し・・んたくん?」
立ち止り、動きを止めた裕誠の所に新太がゆっくりと歩いてきた。 一瞬下を向いた後、新太は顔を上げて裕誠を見上げた。
「迷惑だとは思ったんだけど、どうしても話がしたくて来ちゃいました。あ、ちゃんと高津さんには休むって言ってありますから」
そう言って笑う新太の顔をよく見れば、頬や鼻が赤くなっている。この寒空の下、ずっとここで待っていたのだろうか。そして、裕誠の中でさっき見た高津のメールの意味が繋がった。
何も言えず立ち尽くしている裕誠に、新太は続けた。
「あの、こんな遅くに何なんですが、少し時間いいですか?」
「あ、ああ。…ここじゃ何だし、家においで」
偶然会った霊園でも話があると言っていた。そしてこんな時間になってもここまで来た。そこまでするということは、新太にとっても言わなければいけないことなのだろう。
それがどんな言葉でも。
たとえ詰られようとも、それは自分が受け止めなければならないことだと覚悟を決め、裕誠は部屋の鍵を開けた。
引っ越したばかりで荷解きもまだの部屋は、寒々としていて時折見た寂しげな裕誠のようだと新太は思った。
人に気を使い、穏やかな笑顔の仮面をつけてこの人はずっと生きてきたんだ。そう思うと、ぐっと胸を掴まれるようだった。でも、そんな顔を今ここで見せる訳にはいかない。
コーヒーでも入れるとキッチンに向かった裕誠の背中を見ながら、新太は大きく息を吸うと明るい声で裕誠に声をかけた。
「手伝いましょうか?」
「ん、大丈夫。寒かっただろ? ヒーターの前に座って待ってて」
「…はい」
小さなテーブルとヒーター。脇に積まれた段ボールが数個あるだけのリビングは広さだけが目立っていた。テーブルの上にあるのはノートパソコンだけで、これもきっと仕事で使うから出ているだけなんだろう。
「はい。熱いから気をつけて」
「ありがとうございます」
そう言って手渡されたカップからは暖かそうな湯気が立ち上っていた。裕誠はテーブルのパソコンをどけると、自分の分のコーヒーを置いた。そして新太と視線を合わせることなく言った。
「で、話って?」
新太はカップを両手でギュッと握ると、裕誠を見た。
「高津さんと真希さんに聞きました。お父さんのこととか、その後あったこと」
新太の言葉に、裕誠の表情が曇るのが見えた。
今どんな気持ちで自分の言葉を聞いているんだろう。
「今日、姉と話してきました」
そう言った瞬間、裕誠の身体がビクッと震えた。
書いてるこっちまでなんだか苦しいっす。
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「あ・・・」
小さな声と共に視界に入ったのは見慣れた、懐かしい姿だった。何故か胸の奥がツキンと痛んだ。
「し・・んたくん?」
立ち止り、動きを止めた裕誠の所に新太がゆっくりと歩いてきた。 一瞬下を向いた後、新太は顔を上げて裕誠を見上げた。
「迷惑だとは思ったんだけど、どうしても話がしたくて来ちゃいました。あ、ちゃんと高津さんには休むって言ってありますから」
そう言って笑う新太の顔をよく見れば、頬や鼻が赤くなっている。この寒空の下、ずっとここで待っていたのだろうか。そして、裕誠の中でさっき見た高津のメールの意味が繋がった。
何も言えず立ち尽くしている裕誠に、新太は続けた。
「あの、こんな遅くに何なんですが、少し時間いいですか?」
「あ、ああ。…ここじゃ何だし、家においで」
偶然会った霊園でも話があると言っていた。そしてこんな時間になってもここまで来た。そこまでするということは、新太にとっても言わなければいけないことなのだろう。
それがどんな言葉でも。
たとえ詰られようとも、それは自分が受け止めなければならないことだと覚悟を決め、裕誠は部屋の鍵を開けた。
引っ越したばかりで荷解きもまだの部屋は、寒々としていて時折見た寂しげな裕誠のようだと新太は思った。
人に気を使い、穏やかな笑顔の仮面をつけてこの人はずっと生きてきたんだ。そう思うと、ぐっと胸を掴まれるようだった。でも、そんな顔を今ここで見せる訳にはいかない。
コーヒーでも入れるとキッチンに向かった裕誠の背中を見ながら、新太は大きく息を吸うと明るい声で裕誠に声をかけた。
「手伝いましょうか?」
「ん、大丈夫。寒かっただろ? ヒーターの前に座って待ってて」
「…はい」
小さなテーブルとヒーター。脇に積まれた段ボールが数個あるだけのリビングは広さだけが目立っていた。テーブルの上にあるのはノートパソコンだけで、これもきっと仕事で使うから出ているだけなんだろう。
「はい。熱いから気をつけて」
「ありがとうございます」
そう言って手渡されたカップからは暖かそうな湯気が立ち上っていた。裕誠はテーブルのパソコンをどけると、自分の分のコーヒーを置いた。そして新太と視線を合わせることなく言った。
「で、話って?」
新太はカップを両手でギュッと握ると、裕誠を見た。
「高津さんと真希さんに聞きました。お父さんのこととか、その後あったこと」
新太の言葉に、裕誠の表情が曇るのが見えた。
今どんな気持ちで自分の言葉を聞いているんだろう。
「今日、姉と話してきました」
そう言った瞬間、裕誠の身体がビクッと震えた。
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もう、新太くんまで休みだっていうし、休み明けだから忙しくて大変!!(@_@)大ちゃんて、結構人使い荒いんですよね…
あ、真希ちゃんにはパン○ースを箱で送りましたから、使ってやってくださいね〜♪
新ちゃん、早く裕ちゃんとニャンニャン(←死語?)して帰ってきて〜♪
お兄も待ち遠しい…♪