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2009.01/14 [Wed]
a ray of light #28
下から見上げるように裕誠の顔を見た。
「お願いだからもう自分を責めないで」
そう言ったときには新太は裕誠の頬に手を伸ばしていた。
折れてしまいそうな傷ついた裕誠にどうしても手を伸ばさずにはいられなかった。
「…あの日、救急の処置室の看護師が母さんの昔の担当の人で、母さんが入院してるの知ってて…。わざわざ父さんが運ばれたこと知らせてくれた」
嗚咽混じりの小さな声で裕誠が言う。
「俺が行った時には父さん、処置室ん中で俺、入れなくて…。廊下で待ってたら中学生くらいの女の子と小学生の男の子が来て…」
多分それは自分たち姉弟のことだろう。裕誠はどんな気持ちで自分達を見ていたんだろう。
「女の子はすごく取り乱してた。でも、男の子の方は立ってるだけで…。俺見てらんなくて、そばに行ったらぎゅってしがみついてきて…。事故のこと聞いた時、その子こと思い出した。そしたら…」
裕誠の瞳から涙がこぼれる。新太は頬に添わせた手でそっとそれを拭った。
「も、いい。もう言わないで」
事故の連絡が入ったとき、病院に連れて行ってくれたのは聡の両親だった。新太は、泣き叫ぶ姉の傍でどうしたらいいか分からなかった。
ただその時、肩を抱き、背中を撫でてくれた手に、何故か安心したのを覚えていた。ずっとそれは聡の父だと思っていた。でも違ったんだ。
「裕誠さんは悪くない。真希さんも言ってた。あの日の朝、裕誠さんが連絡しなかったら真希さんのお父さんが電話してたって。僕だって同じ立場だったら裕誠さんと同じことする」
そう言いながら新太は裕誠を抱きしめた。
「ずっとお墓にだって来てくれてた。僕たちが行く以上に…。裕誠さん、自分にお父さん達のお墓に行く以上に来てくれてたんでしょ? もう大丈夫だから。僕も姉さんも大丈夫だから」
新太の中で堪えていたものが溢れてくるようだった。
姉の結婚で1人暮らしを始めた時、分かってはいたものの本当に1人になったという寂しさがどこかにあった。それを埋めるように、裕誠は気遣ってくれた。押し付けるでもない優しさ。それはきっとたくさん傷ついてきたからこそ出来ることで。
「お願い。もう自分を許してあげて」
そう言った自分も泣いていることにすら気が付かなかった。ただ、あの時自分がしてもらったみたいに裕誠に寄り添い、抱き締めるしかできなかった。
やっとここまで来た─(T-T)
さぁ、後は…。
ごめんなさい。先に謝っておきます。
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「お願いだからもう自分を責めないで」
そう言ったときには新太は裕誠の頬に手を伸ばしていた。
折れてしまいそうな傷ついた裕誠にどうしても手を伸ばさずにはいられなかった。
「…あの日、救急の処置室の看護師が母さんの昔の担当の人で、母さんが入院してるの知ってて…。わざわざ父さんが運ばれたこと知らせてくれた」
嗚咽混じりの小さな声で裕誠が言う。
「俺が行った時には父さん、処置室ん中で俺、入れなくて…。廊下で待ってたら中学生くらいの女の子と小学生の男の子が来て…」
多分それは自分たち姉弟のことだろう。裕誠はどんな気持ちで自分達を見ていたんだろう。
「女の子はすごく取り乱してた。でも、男の子の方は立ってるだけで…。俺見てらんなくて、そばに行ったらぎゅってしがみついてきて…。事故のこと聞いた時、その子こと思い出した。そしたら…」
裕誠の瞳から涙がこぼれる。新太は頬に添わせた手でそっとそれを拭った。
「も、いい。もう言わないで」
事故の連絡が入ったとき、病院に連れて行ってくれたのは聡の両親だった。新太は、泣き叫ぶ姉の傍でどうしたらいいか分からなかった。
ただその時、肩を抱き、背中を撫でてくれた手に、何故か安心したのを覚えていた。ずっとそれは聡の父だと思っていた。でも違ったんだ。
「裕誠さんは悪くない。真希さんも言ってた。あの日の朝、裕誠さんが連絡しなかったら真希さんのお父さんが電話してたって。僕だって同じ立場だったら裕誠さんと同じことする」
そう言いながら新太は裕誠を抱きしめた。
「ずっとお墓にだって来てくれてた。僕たちが行く以上に…。裕誠さん、自分にお父さん達のお墓に行く以上に来てくれてたんでしょ? もう大丈夫だから。僕も姉さんも大丈夫だから」
新太の中で堪えていたものが溢れてくるようだった。
姉の結婚で1人暮らしを始めた時、分かってはいたものの本当に1人になったという寂しさがどこかにあった。それを埋めるように、裕誠は気遣ってくれた。押し付けるでもない優しさ。それはきっとたくさん傷ついてきたからこそ出来ることで。
「お願い。もう自分を許してあげて」
そう言った自分も泣いていることにすら気が付かなかった。ただ、あの時自分がしてもらったみたいに裕誠に寄り添い、抱き締めるしかできなかった。
やっとここまで来た─(T-T)
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何だか感動です・・・
↑
え?!そんなあ〜期待してますから♪うふ
裕誠さん、これで少しは心軽くなったかな?
新太の想い、伝わったかな?
裕誠は何も悪くないんだから・・・。
新太はその当時から、裕誠に救われていたんですねぇ。
あぁ〜ん、幸せにしてあげて下さい!