nagi times

のんびり男性同士の恋愛などを綴った小説を書いております。一部性的な描写もございますので、18歳未満の方、BLに興味がない方、男性同士ということで嫌悪感を持たれる方はブラウザバックでお願いします。

リンクが増えましたww

 ワタクシ高谷が日々日参する大好きなサイト様と、このたびリンクをさせて頂けることになりました(^^)

  その名も、そまさまが運営されている素敵サイト
  『diabolix』です。

 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、素晴らしいお話を書かれる方です。
 今回、身の程知らずな高谷のお願いを快く承諾していただきました。

 そまさま、これからもよろしくお願いしますね。

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So happy #3

「凌さぁ、ああいう態度良くないんじゃねぇの?」

 部屋に入るなり春樹が言った。高校の頃から、何かというと春樹に寄ってきていた佐藤に対して、凌はいつも嫌そうにしていた。それを思い出したのかもしれない。

「そうか? あんまり親しそうにしてても悪いかと思ったんだけどな」

 そう言うと凌が部屋の隅に荷物を置き、どかっと備え付けの座椅子に座り込んだ。春樹も同じように荷物を置くと、凌の向かいに腰を下ろした。

「悪いって誰に?」
「佐藤のツレ」

 凌の答えに春樹が不思議そうな顔をする。ニヤッと笑いながら凌がテーブルに肘をつき、言葉を続けた。

「気が付かなかった? 佐藤の後ろにいた柚木さんって言ったっけ、あの人もゲイだよ」

 その言葉に春樹が絶句する。

 それもそうだ。春樹もだけど、佐藤だって本来ならノンケだ。高校の頃、佐藤なんか中学から付き合ってた彼女がいたはずだし。

「まさか」

 驚いたように春樹がそう言った。

「付き合ってんじゃない? 賭けてもいいよ」
「もしかしたら社員旅行とかかもしれないじゃん」
「今日は多分、団体客いないよ。入り口んとこにある看板、何も書いてなかったし。だからあの2人も個人で来たんじゃねーの?」

 そう言いながら、凌がテーブルの上に置いてあった施設説明のパンフレットを開いた。そしてその話はそこまでと、春樹の目の前にパンフレットを差し出した。

「やっぱリゾートスパって言うだけあって、結構いろんな風呂があるみたいだぞ」
「え、ああ、そうみたいだな」
 
 凌の言葉がよっぽど衝撃的だったのか、春樹の返事もどこか上の空だった。それが気に入らないのか凌がため息をついた。

「気になるんなら確かめてやるよ。どうせあいつらも泊まりだろうし、探せば見つかるだろ」

 春樹の目の前からパンフレットをどけると、何かを思いついたように凌がそう言った。







 先日のお話に沢山のコメントありがとうございました。
 思ったよりも沢山の方に2人のことを分って貰えて、高谷も本人達も驚いております。あの2人ももうちょっと出番があると思いますので、よろしくお願いします(^^)/


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So happy #2

 チンと音がして、エレベーターが目的の階へと到着する。すっと開いた扉の向こう、エレベーターを待っていたらしい二つの人影が見えた。凌がエレベーターの扉を押さえれば、目の前の2人組みの片方がじっと春樹を見つめているのに気がついた。春樹も視線を感じたのか自分を見てくる相手を訝しげに見返せば、目の前の背の高い方の男がぱっと破顔した。

「やっぱり上条だ。俺、佐藤、ずっと同じクラスだった佐藤和希。覚えてない?」

 その言葉に春樹の警戒していた表情が一気に崩れた。

「もしかしてとは思ったけど、やっぱり佐藤か。久しぶりだな」
「もしかしないでも俺だよ。えー、何年ぶりだ? すっげー偶然」

 目の前で繰り広げられる再開劇に、凌の顔が苦虫を噛み潰したようになる。

「凌も覚えてるだろ。佐藤のこと」
「うわっ、誰かと思ったら桜井? まだつるんでたんだ」
「春樹、分ったから降りろよ。待ってる人もいるんだし」

 凌が春樹の言葉を無視するように春樹の背を押した。それを見た佐藤が苦笑いを浮かべた。

「桜井、変わんねぇな」
「うるせぇよ」

 そう言って佐藤の方を見た凌が、その後ろにいた頭一つ小さい男の視線に気が付いた。そしてじっと自分を見詰める視線と重なった瞬間、納得がいった。

「和希、行こ」

 そして一瞬、目が合った後、小さい声で佐藤を促すと3人をよけるようにエレベーターへと乗り込んだ。

「あ、うん。柚木さんゴメン。じゃ、上条も桜井もまたな」

 そう言いながら佐藤がその後を追った。自分達と入れ替わるようにしてエレベーターに乗り込んだ、柚木と呼ばれた男の姿を目の端で追う。
 目が大きく整った顔立ちで、結構な童顔だけど多分、年上。

 お互い様、か―――

 手にしたカバンを持ち直し、凌はカードキーに書かれた部屋へと歩き出した。






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 とは言えこの2人、お分かりになる方がいらっしゃるんでしょうか? 


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プロフィール

高谷 薙

Author:高谷 薙
 10数年の時を経て腐界に舞い戻ってきた、腐臭漂う子持ち主腐でございます。
 世間や家族に隠れてオリジナルBL小説をこそこそ書き綴っています。

 こんなへっぽこ小説ですが、一応、著作権なるものがございますので無断転載等なさいませんようお気をつけくださいませ。

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